時代◆古代蒔絵 青貝柴舟に塩竃人物図硯箱 亀石庵・四時庵旧蔵品(漆器 漆芸 金蒔絵 風俗画 オファー 和歌 手箱 文箱 蒔絵硯箱 螺鈿 村山哲斎)

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時代◆古代蒔絵 青貝柴舟に塩竃人物図硯箱 亀石庵・四時庵旧蔵品

商品説明 時代の蒔絵硯箱です。

唐松の下で海水を汲み、塩竃を炊く人夫を金蒔絵しております。定家の詠「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」の歌意を表現したものです。


雅やかな大和絵の風情を宿した、中世工芸の嫋やかな色香が感じられる逸品です。

識箱の「四時庵」の印および「亀石庵什」の文字から、佐渡の幕臣三輪四郎左衛門(四時庵)家に伝来ののち、柏崎の素封家村山哲斎(亀石庵)に伝わったお品であると見られます。

〔伝来〕
佐渡・三輪四郎左衛門(四時庵)→柏崎・村山哲斎(亀石庵)


◆三輪四郎左衛門(四時庵)
江戸後期の幕臣。名は正邦または正義。通称は満蔵。支配勘定・御勘定仰付ののち、天保2年から天保7(1836)年まで佐渡奉行所支配組頭。後に御弓矢槍奉行に任ぜられた。天保8(1837)年没。小幡休甫門下の茶人としても知られた。

◆村山哲斎
江戸後期から明治期の素封家。大地主の家に生まれ、維新前後十数回献金。明治11(1878)年明治天皇北陸行幸の接伴を勤める。その後県議会議員に当選し、道路開通に精魂を傾けた。趣味人として著名で、詩文・書画・茶道・築庭を余技とした。亀石は俳号。明治32(1899)年没、78歳。

・識箱が付属します。
・幅21cm、奥行22.5cm、高さ5cm(最大幅。若干の誤差はご了承下さい)
・複数ワレ、アタリなど全体に経年のイタミがございます。

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